Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.2
先週末、メカニカルキーボード愛好家が集まるイベント「Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.2」というものに参加いたしました!
詳細は知らなかったのでびっくりしたんですが、主催の方が外国の方みたいですね。来てる人の半分は外人さんで、英語が飛び交っておりました。
Hi, I’m a guy who did bring MiniVan and Falcon Max 8. It was so interesting that I could touch a lot of “Legendary / One and Only” mechanical keyboards. Thank you all!!
イベントの内容ですが、基本的にはメカニカルキーボードを持ち寄ってざっくばらんにご歓談です。
ネットでは有名だけど実物にはそうそうお目にかかれないキーボードがたくさんありました。大げさですが「これがあの伝説のキーボード!!」って感じです。
HHKBやFILCOなどはもちろん、ミニマルな直行配列で、ネットではパーツ単位での販売となっているOrtholiner KeyboardsのPlanck, Preonicもありました。
Kensignton OrbitTrackballと魔改造されているのはFILCOののTruly Ergonomicですね。
そのそも基盤などの配線から完全自作のキーボード「鈍器」&「刃物」(ネーミングが伝説のガンマンの二丁拳銃みたいでかっこいい)。
@Pekasoさんの作品で、前回のコミケC91で「BUILD YOUR OWN KEYBOARD」を発行されてた方です。鈍器と刃物はコミケでも展示されていましたが、今回じっくり見せていただくことが出来ました。
(ちなみに奥に映っているのはWhiteFox, Preonicです。すごいなぁ・・・)
鈍器と刃物の中身はこんなになってるそうです。すげぇ。手前はPCBがそれぞれのキーにありますが、配線作業などは実は奥の空中配線タイプの方が楽だとか。しかも、縦と横の線が通電したらダメなので、文字通り立体交差の空中配線になっているそうです。すげぇ。
こちらも手作りキーボードのようです。直行配列で、なおかつ分割式。シンプルなのがErgodoxとはまた違って良いですね。
往年の名キーボードと呼ばれるようなクラシカルなものを持ってきている方もいました。
こちらのCherry MX 5000はキースイッチでおなじみCherryが出したエルゴノミクスキーボードで、1995年頃の発売だそうです。
他にもTypeMatrix、初めて見ました。Atreusというのは知らなかったけど、キットでわりと買いやすそう。
キーボードの大切な顔となるキーキャップの手作り品も。悪そな亀のArtisan keycap(手作りキーキャップ)。可愛い!
同じ方のキーボードにあったタコ?のキーキャップ。押しにくそうw
私もせっかくなのでMiniVan, Falcon Max 8, それから無線だけどBluetoothではなくUSBドングルなのでBIOSで認識してくれて便利なZeliaを持っていきました。運良くMiniVanを持ってきている方は居なくて、触ってくれる方も多かったです。やったね。
一口300円のくじ引き大会も催されまして、その賞品はキーボードの基板ですとか、プレート、USBケーブル(要組立て)、そして手作りオリジナルキーキャップとかなりマニアック。
キースイッチもくじの賞品だったんですが、見たことないスイッチの色でした。フィーリングとしてはどのスイッチになるんでしょう?
くじの抽選に外れた方もイベントオリジナルキーキャップがもらえました。富士山マークのオリジナルロゴのキーキャップちょー可愛いですね。
あとはキーキャップの作り方や、オリジナルキーボードカバーの制作過程など、参加した方のちょっとしたプレゼンも。
海外で手作りキーキャップを作ってる方とSkypeを繋いでアトリエ(というか自宅の地下)を見せてもらうなんていうのもありました。
会場はFabCafe Tokyoというところだったのですが、1階にはレーザープリンターやレーザーカッターがあり、実際にキーボードのケースを作っているところを見学することができました。各キーの穴を、一見ランダムな順番で切っているのが面白かったです。強度とかあるのかなぁ。
こちらがイベントで手に入れた戦利品です♪
くじは欲張って4口も買ったので、オリジナルキーキャップとPCB、ケーブルまでもらえました!ありがとうございます!
スポンサーメーカーのキーキャップは結構余っていて、最後はご自由にお取りください状態だったので遠慮なくいただきました。
1UP Keyboardsのキーキャップはしっかりと二色成形です。
MEKANISKのオリジナルキーキャップは、MISTEL BAROCCOのシフトキーにピッタリでした。色もピッタリ。ちなみにこちらもdouble-shot(二色成形)。
くじで一番嬉しかったのは何と言ってもこちらのオリジナルPCBです。基盤に富士山と五重塔がデザインされてる!
作ったら見えなくなっちゃうじゃん!
しっかりと「Tokyo Meetup Edition」とロゴが入ってるんですよ。素敵過ぎる。
ロゴのキーキャップも使って、キーボードとして組み立てみたいですね……
まだプレートやキースイッチなど材料の注文などは経験がないので、勉強がてら、気長にやってみたいと思います。
裏面はちょっとだけデザインが違います。「メカニカルキーボード」って日本語で入ってるのが可愛いですねー。
ケース自体をアクリルなどの透明で作れば、こちら側は見えるようにできるかも。
というわけで、貴重なキーボードに触れたり、キーキャップの作り方を見れたり、可愛いキーボード関連グッズ(というか材料)が手に入ったり、メカニカルキーボード好きなら絶対楽しいやつでした!!
夏ぐらいにまたやりたいみたいな感じになってたので、今回行けなかったキーボード好きな方は是非参加されると良いと思います!
自分のキーボードを持ってくと自慢できるしみんなも触れてハッピーだと思います。
あと、日本人も半分いるので英語とかは心配しなくて大丈夫です!
向こうの方も日本語喋れる方いましたし、片言の日本語で話してくれる方もいました。
Thank you for the writeup!