究極のおしゃれキーボード Oree Board Walnut 到着!

Orée Board Walnut
見て見てこの美しいキーボード!これがOree Boardでございます。
注文してから約三ヶ月、やっとおフランスから日本へ到着しました。早速Macに接続して叩いています。もちろんこの記事も今このキーボードで書いていますよ。
嬉しくなって写真をいっぱい撮ってしまったので、画像が多くて冗長な記事になっていますがご了承下さい。それでは続きへどうぞ。

Orée Board Walnut
フランスのOréeというところが作っている、木製のワイヤレスキーボードです。木でできたキーボードというのは割と昔からありますけど、バカみたいに高価だったり、デザインが微妙だったりと、欲しい!よし買おう!とスムーズに決断できるものはほとんどなかった気がします。
さらに、キーボードはレイアウトが何より大事。普通に買えるキーボードですらレイアウトがダメで諦めることも多いのに、木製に限定しちゃったらなんにも買えませんでした。しかし、このOree Boardは違います!
素直なUS配列、ワイヤレス(しかもBluetooth!)、お値段たったの\13,500円!(プラス国際送料2,500円)、注文ページは日本語もサポート!買わない理由がない!

Orée Japan
Oree Japan
http://oree.jp/

購入は上記ページから。英語はもちろん、日本語もサポートしているのは珍しいですね。ただし、先方からの連絡メール(要返信)は英語で来たので、サポートも含めて日本語だけというのは期待しない方がいいかも。ただし通常連絡は来ないはずなので、買うだけなら特にやりとりをすることもないと思います。

Orée Board Leather Pouch
僕の場合は「注文殺到で遅れるけどどうしますか?遅れても良ければお詫びにポーチを付けます。」というものでした。ポーチというのはOrée Board Leather Pouchという専用の革製ケース。iPadなどのタブレットスタンドにもなるすぐれもので、3,500円するものなので、こりゃラッキーと遅れても待つよーと。結局注文から到着まで3ヶ月かかってしまいましたが、すぐ届くなんてはなから思ってなかったし。
ポーチについては記事を分けてご紹介しますね。

パッケージ裏には日本語表記も。
ちなみに、箱にも日本語の表記が。アジア製品の変な日本語じゃなくて、ちゃんと通じるやつ(笑)。ちょっとした安心感。

Mac US Qwerty
ご覧の通り、何の癖もないUS配列の標準的なレイアウトです。というか、Apple Wireless KeyboardのUS配列と全く同じ配列。普段そっちを使っているので、これなら問題ない!と即注文したのであります。
打ち心地は後回しにして、まずはApple Wireless Keyboardと比較してみましょう。

幅が少しだけ大きいです。
照明がおかしくてごめんなさい。フットプリントはほんの少しだけOree Boardが大きめ。フレームが少し分厚いからですね。と言っても幅も高さも1cmと違いません。手前から撮ったのでだいぶ大きく見えちゃってますけど……接地面積で問題になることはないでしょう。

手前が少し高くなっています。
むしろ最初に気になるのは手前の高さですね。Apple Wireless Keyboardより手前がかなり高くなっていますので、いつもより若干親指を持ち上げるイメージでした。ただ、あくまでApple Wireless Keyboardと比べたらの話。PCで使っているようなメカニカルキーボードに比べたら全然なので慣れれば問題ないでしょう。

FキーとJキーにポッチはありません。
さてさて打ち心地はどうでしょう。最初に違和感を感じるのはホームポジションのポッチ。FとJのあれですよ。ありませんので!
日頃「なんかダサいなぁ、無くていいのになぁ」と思っていた自分を小一時間問い詰めたい。実際に無くなると、思っている以上にそのポッチを頼っていたことに気付かされます。手を置く時に無意識にポッチを頼りにホームポジションを取っていたんですね。もちろん打ち始めた後は必要ありませんが、手を完全に離してしまうと、その後でちょっと探してしまいます。メカニカルキーボードみたいに凹凸のはっきりしたやつだとまた違うんでしょうけどね。

キーのエッジが少し気になるかも。
次に気になるのは各キーのエッジでしょうか。面取りが薄め……少なめ(?)なので、指先がエッジに触れた時にほんの少しだけ不快感。とんがっているのでねぇ。打っているうちに忘れちゃうレベルなのでまあこれも慣れでしょう。

いきなり気になる点を書いてしまいましたが、それ以外は今のところ問題ありません。Apple Wireless Keyboardよりもう少しやわらかい感触ですかねー。そんなに差はないです。打鍵音はもう少し小さめというか、こもった音です。Apple Wireless Keyboardはわりかしぺちぺちと高音ですよね。というわけで、打ち心地について移行に困るほどの差はありません。

KeyRemap4MacBookによるfnキー置き換えはできない模様。
打ち心地とは関係なく、ものすごく困っているのがfnキーです。Apple Wireless Keyboard同様fnキーが左下にあるんですが、扱いがちょっと違うようで、KeyRemap4MacBookのfnキー置き換えが効きません。同アプリのEvent Viewer上でfnキーを押しても何も反応しないので、ハード的にキーボードの中で処理されちゃってるんだと思います。”FN to Command_L”の設定で右下にCommandキーを置くのに慣れているので、これは困ります。
普通にスペースバー隣のCmdキーを使えばいいんだろうけど、Cmd+ZとかCmd+Xとか…… Mac使いの人はどうやってんのこれ…… 指攣りそうw

ウォルナット材。木目が美しいですね。
まあfnキー問題はじっくり考えるとして、やっぱりこのキーボードの売りはその見た目です。
僕が買ったのはOree Board Walnut、ウォルナットつまりクルミ材のものです。もっと色の薄いメープル(カエデ材)の物も選べますので、机に合わせて選びましょう。ちなみに開封時、ほのかに香る木材の匂い、ニヤニヤしてしまいます(笑)。

フォントはMrs Eavesにしました。
文字のフォントもFedra、Mrs Eaves、Didotの3つ、更に刻印なしも選べるようですね。去年の10月暮れに注文した時には刻印なしというのはなかった気が。木材の質感のみを楽しみたい場合には刻印なしも魅力的ですね。
僕が買ったのはMrs Eavesというフォントで、小文字でセリフがあって一番木に合うかなと。
FedraはApple Wireless Keyboardと同じクセのない大文字、Didotはそのセリフ版といった感じです。カスタマイズページでサンプルが見られるのでじっくり選んで下さい。僕は入れませんでしたが、パーソナライズオプションとしてキーボードの右上に好きな文字列あるいはWoodland Themeという鳥と森のイラストを入れることもできます。

ちなみに、レイアウトもUS配列とかな付きUS配列から選ぶことができます。ただし後者はAppleのJP配列(リターンキーが二段のあれ)ではなく、US配列の形のまま、キーボードだけ入れ替えた様なものです。いずれにしろ注文時に確認できるので、好きなだけカスタマイズを楽しんで下さい。

あ、別にこれMac専用じゃないですよ!Windows配列もあります。でもCmdキーがWindowsキーになっているぐらいしか違いはないかも。Windows配列も左下がfnキーなのは残念ですねぇ。左下は絶対にCtrlキー(Windowsの)じゃなきゃ嫌なんですけど、みんなはそうでもないんですかねぇ。Happy Hacking Keyboardなんかも右下にキーないしねぇ……

裏面にも気を遣っているのがわかります。
さて、本体の裏側なども見て行きましょう。ご覧の様にスイッチ類も木で出来ています。ネジも鉄ではなくプラスチック。ゴム足も透明で目立ちません。こだわってますねー。

残念ながら電池交換にはマイナスドライバーが要ります。
残念ながら電池へのアクセスには小さなネジを3つも外す必要があります。まだ電池がどの程度持つのか分かりませんので、これが気になるかどうかは微妙なところ。Apple Wireless Keyboardぐらい持つなら我慢できなくもないか。電池は前者と違って単四形が2本です。でもBluetooth3.0なので、単三形に見劣りしないに違いない!期待。

とまあ、こんな感じのOrée Board Walnutでした。まだ一日使っただけですので、ちゃんとした評価はできませんが、出だしは好調!です。

3件のフィードバック

  1. Romlyさま、

    Oréeでアジア担当をしております、高田と申します。
    このたびはOréeボードのご購入および、サイトでの詳細なレビューを公開して頂き、まことに有難うございます!
    若いブランドではありますが、世界中の皆様に愛される商品をお作りしたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

    とり急ぎ、お礼まで。

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