同人コインシリンダー 3Dモデル完成!

同人コインシリンダー 4面図
3Dプリンタでコインシリンダーを作ろうと、荒唐無稽なものを含めて色々な形を考えたのですが、結局はダブルバレル型に落ち着き、やっとモデリングが完了しました!

これから3Dプリント出力を依頼するのですが、かなり機能的にできたと思うので、このコインシリンダーのポイントをご紹介します。同人イベントに必須の500円硬貨、100円硬貨、そして1,000円を超える総集編なども買いやすいよう、お札まで入るようになった、同人イベント専用のよくばりなコインシリンダーになっております。

コインシリンダーを作るぞ!アイディア色々
http://romly.com/archives/2011/11/coin_cylinder_ideas.html

同人コインシリンダー 表側
見た目はこんな感じです。男女関係なく使えるような、幾何的な造形にこだわってみました。外側から見る分にはほとんど何もない、シンプルなデザインにしてあります。見た目のシンプルさと、機能的な部分の両立って難しいですね。生意気にも、工業デザインってこういうことなのかなーなどと考えながら作りました。世の中にあるもの全ての「形」が気になって仕方なくなります。

同人コインシリンダー 裏側
シンプルな表側と違って、裏側には機能を詰め込みました。右利き用で、左手で持って使うことを想定しているので、こちら側を内側に持つことになります。握る部分にはグリップの溝を掘り、滑りにくくしてあります。アサルトライフルのフォアグリップとかのイメージ。

同人コインシリンダー 残量確認目盛り
硬貨のシリンダーにはそれぞれ残量が確認できる穴を開けました。しかも残量が確認できるだけでなく、目盛りの役割も果たすようにしてあります。一番上のスリットからは5枚まで硬貨が見えます。その下の穴は上から順番に10枚、20枚、30枚の位置に空いています。つまり、「上から2番めの穴から硬貨が見えれば20枚以上はある」などとわかるわけです。便利!
ただ、PC上でのモデリングなのであくまで計算上はです。ちゃんと機能するかどうかは実際に硬貨を入れてみないとわからないですね……
また、硬貨が全部で何枚入るかというのもわかりません! バネの密着長によるし、むしろ硬め、やわからかめなど好きなバネを使えるようにその辺はあえてボカした感じです。

同人コインシリンダー 上面
上から見るとこんな感じ。コインシリンダーの底にはバネのガイドが丸く見えます。奥にあるのが100円硬貨を入れる部分、手前が500円硬貨です。握る側は細く、親指側は太くなるようこの並びになりました。そして500円硬貨の後ろから2つ折りにしたお札を入れられるようになっています。
トップはしっかりと面取りをして、指ざわりが良くなるよう心がけました。複雑な形状にベベルをかけるとどうしても面が交差してしまうので手作業の調整が必要になりますね。形もベジェ曲線などを使ってできるだけなめらかな曲線が出るように作りました。

同人コインシリンダー 底面
底面には銘を入れてみました。3Dプリントできれいに出ると良いなぁ。1mm厚なので大丈夫だと思いますが……
左側にあるのはストラップホールです。ただ、この位置にストラップを取り付けるとぶら下げた時に逆さまになってしまい、お札が落ちてしまうかもしれません。そのため、もう一つのストラップホールを上の方、2本のシリンダーの間に付けました。

同人コインシリンダー お札入れ内部
お札入れの内部はこのように交互にツメが仕込まれています。すべり止めと、お札が曲がることでまっすぐ入れるよりコンパクトになることを期待しています。この部分は3Dプリントがあがってこないと期待通りに機能するかわからないですね。お札入れとして3mm幅というのは太すぎる気もするし、細すぎる気もするし。手前の方は入れやすい/取り出しやすいよう広げてありますが、広げすぎな気もするし。仕上がりが楽しみです。

同人コインシリンダー バネ蓋
本体とは別に、バネの蓋となるパーツがあります。大きさが違うので、わかりやすいようそれぞれ500、100と文字を入れました。フォントはEast Marketです。数字のデザインが可愛いですよね。
本体と大きさが違いすぎるためか、本体とは別にプリントした方が安くなりました。

East Market font by Nick’s Fonts – FontSpace
http://www.fontspace.com/nicks-fonts/east-market

というわけで、いろいろ機能を詰め込んだこの同人コインシリンダーを現在3Dプリント中です。期待通りのものができると良いのですが…… モデルの到着まで不安と期待でいっぱいです。

いやぁ~DMM.makeだと、ブーリアンモデファイアを駆使した部分がすぐに造形不可になってしまうのが難しいですね。

ShapewaysとDMM.makeを比べると、Shapewaysの方が形状確認のプログラムが優秀で、見た目上問題なければ、Shapewaysで造形不可となることはまずありませんでした。またShapewaysでは問題になりそうな部分も3Dモデルでこの辺が薄いとかしっかりと表示してくれるのでわかりやすいです。多少の問題であれば「警告」とし、そのままでもプリント自体はやってくれるのも助かります。
いっぽう、DMM.makeでは「造形不可」と出るだけで、どこがダメだったのかなどは一切教えてくれないので、結局はモデルをパーツに分けて一つ一つアップロードして問題のあるパーツを探していくような作業になり、かなりの手間となります。一応、MiniMagicsで確認せよとなっていますが、このMiniMagicsというソフトはWindowsのHIDPIに対応しておらずUIが操作すらできない部分もあって使いづらいことこの上ないし、MiniMagicsでエラーが出ているからといって絶対に造形不可というわけではないのも調整が難しいところです。

しかしながら、DMM.makeでは10cm程度の大きさのナイロンに何故かShapewaysより安いゾーンがあり、ちょうどこのコインシリンダーはDMM.makeだと3,862円に対して、Shapewaysでは$67.38と、Shapewaysの方はかなり高くなってしまいます。
これより小さいオブジェクトや、大きいオブジェクトはまたShapewaysの方が安くなるようです。Shapewaysではこれより大きいナイロンも染色できることから、DMM.makeには小さいオブジェクト用のナイロンプリンタがあって、その辺が値段に影響してるのかなぁ……と。Shapewaysは大きいプリンタでまとめて出力しているような……

ShapewaysとDMM.makeのサイトの使用感なども比較して記事にまとめてみたいと思います。

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