Bookeen Cybook Opus Unboxing
なんかバカみたいにE-ink端末買っちゃってもう三台目ですが、5インチクラスでもおそらく最軽量となるCybook Opusが届いたので開封の儀です。
購入したのはBookeen Cybook Opus。5インチのE-inkディスプレイを搭載する、おフランスの電子ブックリーダーです。
Amazon.co.jpで買ったんですが、説明書を見る限りどうもドイツ(?)の輸入品みたいです。なんで日本のAmazonが直で(マーケットプレイスでなく)扱っているのか不思議。お値段は22,000円弱といったところでした。アメリカなどでは$199らしいので、輸入品ということで妥当な額ではないかと。ブラウザすら搭載するKindle3がこれより安いのはBookeenのような競合会社には驚異でしょうが、Kindleは自炊PDFとは相性が良くないので、こういった会社にはガンバッテ欲しいです。
箱の中身はこんな感じ。ジャケット付きのようです。中に入っている説明書は英語でした。
じゃじゃじゃん。ジャケットはHanvon N510のようなブックカバータイプでなく、あくまでケースになっています。
なんかタマゴみたいでかわいい。材質もプラスチックなのでおもちゃみたい。高級感のかけらもありません。だがそれがイイ。
裏側はツートーンで、バッテリーにアクセス出来るようになっているみたいです。万が一の時のリセットボタンもこの中にあるらしい。
Nexus Oneと大きさを比べてみました。ああ、これでAndroid動いたら最高なのにな。画面がテカテカしているのは保護シートが貼ったままだからです。
さらにHanvon N510と比較。どちらも5インチ端末なので大きさはほとんど一緒ですが、デザインの方向性はまるで反対。Cybook Opusの方が圧倒的に持ち歩きたくなるデザインです。かわいいし。
本体側面も至ってシンプル。下部にはminiUSBポートと……
上部に電源ボタンとmicroSDカードスロットがあります。Hanvon N510は普通のSDカード、こちらはmicroSDカードなのです。
起動画面はこんな感じ。操作するときに本体右上のLEDが光ります。充電中は赤とか通信中は紫とか、いろんな色で光ります。
初回起動時のみ、言語を聞いてきます。残念ながらアジア系の言語はなく、ファイル名なども日本語は表示できません。
最初から古典文学とかがいろいろ入っています。不思議の国のアリスとか、シャーロック・ホームズとか、宇宙戦争とか。表紙のサムネイル表示ができるのはCybookの端末の特徴ですね。
不思議の国のアリスを選んだところ。ちゃんと表紙がついてます。
ePubを読んでいるときに、メニューを表示したところ。ステータスバーが消せるよ!
こんなふうにサムネイルだけ並べて表示することも出来ます。PDFのサムネイルも表示されるようです。これはちょっと楽しい。
他の電子ブックリーダー同様、PCに接続すると普通のリムーバブルディスクとして認識されますが、Cybook Opusはちゃんとアイコンが表示されます。こういう細かいところ大事ですよねー。
まずはジャケットを装着した状態で重さを測ってみました。十分に軽いです。裸で持ち歩くのはさすがに不安なので、カバンに入れるのはこの重さですね。
そして本を読むときはこの重さ。もー軽すぎてどっか投げちゃいそうです。
フランス生まれだからなのか、本体のデザインが丸っこくて可愛いです。これはホワイトですが、公式サイトでは他にも7色のカラーバリエーションがあります。ただ材質はプラスチックで、ページ送りボタンも硬くて押しづらい時があるなど、ガワの作りはとても安っぽいです。その割には加速度センサーとかついてて横向きにすると自動的に画面も回転したりしますけど。ソフト面ではサムネイルが表示できたり、ステータスバーが消せるなど、HanvonやKindleよりも自炊に向いてそうな雰囲気です。