黄金のたまもちこ先生像が出来てしまった……
ババーン!!
いかがですか! この黄金に輝くたまもちこ像! オスカー像も顔負けではないでしょうか。ありがたすぎますね……w
「【封蝋】たまもちこ先生の尊像を彫らせていただきました【印璽】」という記事でたまもちこ(@tama_mochi_ya)フィギュアをナイロンで作ったんですが、肝心の封蝋スタンプとしての機能がナイロンと相性が悪いということで、金属(スチール)で出力し直したものになります。Shapewaysで出力可能な金属素材のうち、”Polished Gold“という、いちばん金ピカなものになります。他に貴金属素材もあって、ガチのSilver, Gold, Platinumだとかあるのですが、貴金属でこのサイズを印刷すると大変なことに(出力費が)なるので、あくまでスチール素材の中で一番金ピカということで。
余談ですが、貴金属素材ではプラチナが一番高価で、この像をプラチナで出力するとかるぅ~く100万円を超えます。200万円には届かないくらい…… 18金であれば100万円以内でなんとかなります。自分の好きな形の黄金像が作れるわけですから、石油王であればそんなに高い買い物ではないですね???
もし貴方が油田を持っていなくても、メッキタイプの貴金属ならちょっとした宝石類を買うくらいのお値段なので、手が届きそうです。今はキーボード関連グッズばかりですが、そのうち宝石類も作ってみたい💍
素材を金属に変えただけでなく、モデル自体も気になっていた部分を調整しました。目玉や眉をうまくくっきりさせる事ができたので、ドヤ感が増していい表情になったと思います。口元もくちばし型がよりはっきりするよう調整しました。最初のモデルを作った時はやりたくてもうまくできなくて、blenderでできることが少しずつ増えてて楽しいです。
横顔。スチールとナイロンでは造形可能な最小サイズなども異なるので、それに合わせた調整も行ってます。指や足を太くしたんですが、指は存在感が増して見た目もよくなりました。
Polished Goldという素材なのでもっとテカテカ磨かれているのかなと思ったんですが、けっこうザラザラなんですね。採れたばかりのゴールデン・ナゲットのようで悪くないです。これが中南米の土の中から出てくれば、古代文明で崇められていた神の像と誤解されてしまうかもしれません。
いや、ホントにこれが薄汚れて出てきたらマジでアステカの黄金像と勘違いしそう。
蛙の像の写真ばかりになってしまいましたが、本来は像ではなく封蝋の印璽です。写真だとわかりにくいのですが、底面の印影もキレイに出ました。やはりロゴは細かい部分が多く、金属だと薄すぎるという警告が多く出てしまったので、許可をもらって文字の位置、線の太さ、間隔などかなりの部分を調整してあります。と言っても0.1mm~0.01mm単位での調整なのでパッと見でわかるほどではありません。
この手のロゴをこの素材で立体にするとなんでもアステカ文明の遺品に見えてしまう説……
というわけで、たまもちこ先生の黄金像でした。こんなのが何の知識もない素人でも作れてしまう時代です。3Dプリント恐るべし。肝心の封蝋としての機能は実際に使ってもらった後に伺いたいと思います。
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