Planck Light Keyboard ファーストインプレッション&エレクトリカルパレード
さて、組み立ても終わりましたので、ざっくりと所感などを。と言っても配列をカスタマイズできないので、実際に文章を打つことはほとんどしていません。あくまでファーストインプレッションというか、データ的なところを。
まずはノーマルなPlanckと大きさを比べてみます。ケースの幅は普通のPlanckが23.3cmあるのに対し、Planck Lightは22cmほど。ロープロファイル専用に設計されているので、キーピッチも12.5mmほどしか無く、同じキーの数でありながら一回り小さくなっています。ノートPCではこれくらいのサイズもよくあるので、キーピッチの狭さはそれほど気になりません。
ちょうど先日、遊舎工房さんが#HelixPicoを発表されましたが、おそらくあのキーボードはこのPlanck Lightと同じ、ロープロファイル専用設計なんじゃないでしょうか……!
【告知】8/4-5にビッグサイトで開催されるMFT2018にて、新作自作キーボードキット“HelixPico”の先行販売を行います!詳細はこちらhttps://t.co/ihU58w8Bc3 #HelixPico pic.twitter.com/AUzJ8Lvt0q
— 遊舎工房@MFTokyo2018 S-13-05 (@yushakobo) 2018年7月12日
奥行きも81mmから72mmへと小さくなっています。本当に小さく、薄く、簡単に掴めると言うか、もはや握れるキーボードといった感じです。
ちなみに、普通のPlanckをはじめとする他の40% Keyboardの大きさや重さは、下記の記事をご覧ください!
キーボードの高さはゴム足を含めてもキートップまで18~19mmくらい。この高さならパームレストは要らない……と言うより、パームレストの方が高くなっちゃう恐れすらあります!
ケースの高さだけで言えば13mm程しかないので、MacBook Proより薄いわけです。もちろんMacBookは液晶部の厚みがあるので、実際にタイプする時のキートップの高さは違いますが、こちとらこの薄さでメカニカルスイッチ、キーストローク3mmだぞ! ストローク1.2mm程度のペチペチキーボードとはわけが違うのだよ!
普通のPlanckと高さを比べてみました。僕がPlanckに装着しているタイプライター風キーキャップは普通のものより高さがあるのでフェアではありませんが、Planck Lightはキーキャップを含めてもPlanckのスイッチよりも低いことがわかります。プレートも無いため、圧倒的低さです。
次に重さを量ってみましょう。
226g !!
これはすごいことですよ。多分そこらの持ち運び用Bluetoothキーボードより全然軽いはずです。もちろんこれは無線ではありませんが、この軽さの中にメカニカルキーボードが入ってるわけです。打ち心地は本当に大事なので、この重さであれば例えケーブルが必要でもこちらを持ち運びたいという方も多いはず。っていうか、メカニカルキーボードがそこらのポータブルキーボードより軽くて持ち運びやすいってすごくない? すごいくない!?
USB-Cなので、最近のタブレットPCであればモバイルバッテリーからの充電もこのキーボードの接続も、USB-C -> USB-Cケーブルで済んでしまうかもしれません。
というわけで、ただでさえ小さいPlanckがさらにコンパクトになってより可愛くなった、Planck Lightなのでした。
不満もないわけではなくて、組み立ての時にさんざん書きましたが、Kailhのロープロファイル用半透明キーキャップは品質が今ひとつです。また、指触りは深いSpherical TopになっているDCSやDSAの方がやっぱり良いなぁと感じます。もちろん、MacBookのキーボードよりは百倍打ちやすいです(笑)
また、打鍵感が頼りないと言うか、クリッキースイッチにも関わらずフニャッとしたどこか眠いタイピング感がどうもしっくりきません。最初はロープロファイルスイッチだからかなぁとも思ったのですが、これはひょっとするとPCBマウントのせいな気もしてきました。でもまあ、中途半端にプレートを残して背が高くなってしまうより、徹底的に薄さを追求している方がコンセプトがしっかりしていて良いと思います。打鍵感は好き好きだし、慣れの問題かもしれません。あとは配列がカスタマイズできるようになったらもっとじっくり使い込んで判断したいです!
おまけ RGBモードいろいろ
Planck Lightに搭載されてるRGBモードをいくつか、iPhoneのライブフォトで撮ってみました。キーキャッピーちゃんのお立ち台に!🕺
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