自分好みにカスタマイズできるCherry MXスイッチ用キーキャップ買ってみました
WASD Keyboardsでは、色や印字をカスタマイズしたCherry MXスイッチ用キーキャップが購入できます。
単なるアルファベットのみならず、画像をアップロードすれば、それをプリントしたキーも作ってくれるみたい。そして一番のポイントは、日本にも直送してくれること!
いわゆる無刻印キーキャップが欲しかったのでとりあえず適当に、色なんかが確認できるサンプルキットも含めて購入してみました。程なく無事に注文通りの品物が届き、実際にMINILA Air標準のキーと交換してみたので、写真など御覧ください。
WASD Keyboards
http://www.wasdkeyboards.com/
日本までの発送はUSPS Internationalで、First-Class Package $6.55, Priority Mail $44.00, Priority Mail Express $52.00から選ぶことが出来ました。
差額が大きいのでエコノミーで我慢。一番安いFirst-Classとしましたが、8月9日に注文して届いたのが18日でした。10日間程度ですが、WASD Keyboardsから発送の連絡があったのは13日なので、日本までは一週間かからずに届いてます。便利な世の中です。
ワクワクしながら開封。パッケージにはこんな感じで明細とキーが入ってました。
細かくカスタマイズできるので、どのキーがいくつという確認がちゃんと入ってますね。今回はちょうど50個のキーを購入しました。もちろんキーごとに値段が違いますが、一番高いものでも$3.00でした。テクスチャ付きのキーです。
今回は無刻印のキーしか注文していないためお手頃価格ですが、カスタムアートを印刷するとかなり高くなるようです。
全てのキーがジッパー付きのバッグに入っていて、さらにキーの種類ごとにまたジッパー付きのバッグに入っています。綺麗な梱包で安心しました。
さて、まずはサンプルキット(Sampler Kit)です。WASD Keyboardsで注文できるすべての色のキーと、静音化リングが5つずつ2種類入っています。これでたったの$5.00。色付きキーの実際の色味が見たかったので、一応注文しておきました。
さらにCherry MXスイッチが4種類入ったサンプルキットも$10.00で売っていますが、ボードに固定されたものではなく、スイッチだけバラで入ってるみたいなのでパス。
一番最初の写真はこれを装着してみたものです。末尾にも写真がありますので参考にしてみてください。
これはテクスチャ付きキー(Textured Keycap)。WASD Keyboardsではキーの色と印字の他に、テクスチャ付きキーというのも選べます。ここで言うテクスチャってのは表面のデコボコのことです。バーベキューみたいな網、ドット模様、指紋みたいな同心円、横方向のストライプの4種類が選べました。
写真は横方向のストライプ。
全部無刻印にしてすっきりしたキーボードにしたいものの、数字キーなんかはぱっと見た時にどこがどこだかわからないかなと。そんな時にこのテクスチャキーを目印にしようと購入してみました。
これはドームキー(“Domed” Keycap)。
FILCOのMajestouch(MINILA Airではなく)を使ったことがある方にはWindowsキーと言えばお分かりでしょう。キーの真ん中がドーム状になってるやつです。MajestouchではWindowsアイコンが印字されていますが、これもカスタマイズして好きな印字のものが購入できます。もちろん、写真のような無刻印も。MINILA Airではドームキーは廃止されたようなので、Winキーとして使ってみようと購入しました。
写真奥に写っているのはエンターキーです。無刻印のエンターキー欲しかったんですよー。
あとは無刻印のアルファベット、数字用のキーをがっつり購入しました。とりあえずMINILA Airを真っ黒の無刻印タイプにカスタマイズしてみたいと思いまして。
ご存知の通りCherry MXスイッチのキーボードはステップスカルプチャとなっていて、キーの列(行の方が正しいかな)ごとにキーの大きさ、表面の傾斜が違います。写真は左からRow4, 3, 2, 1となっていて、大きなRow4はキーボード奥の数字用キー、Row1はキーボードの手前、ZXCV…用のキーとなります。注文するときは欲しいキーの行にも注意です。
交換作業をしてる時にどの行用のキーか分からなくなっちゃいそうだなあと心配してたんですが、キーの裏面にR1, R2, R3と目印があったので大丈夫そうです。Row 4のキーには何も書いてありませんでしたが、一番大きくて見分けやすいキーなので間違えることはありません。
っていうかこれ、MINILA Airのキーの裏側にもちゃんと書いてありました。Rowの他にキーの幅も書いてあって、注文の時に便利です。
それでは装着していきます。大変ですが楽しい作業ですネ。行を間違えないように!
エンターキーなど幅広のキーはスタビライザーが付いているので、パーツを無くさないよう慎重に。ちなみに、WASD Keyboardsではこのスタビライザーすらも注文できます。
そういえば一部のキーにはうるさくないようにゴムをつけています。今はサイズから静音化リングが発売されていますが、昔は手に入れづらかったので、ゴムシートで自作したものです。とても簡単に作れます。いずれ別の投稿にまとめたいと思います。
上2行が無刻印になりました。ちゃんと数えずに大雑把に注文したので数が足りません(笑)。
もう殆ど完成です。エンターキーも無刻印に。やっぱりスッキリして気持ちいいです。
今回はとりあえずお試しということで、特殊キーはほとんど注文しませんでしたが、こうなるとトコトン無刻印にしたい欲求が。次回はTabやCapsLock、Altなど特殊キーも無刻印のものを買いたいと思います。
あとホームポジションのFキー、Jキー用のアンダーバーが付いたキーも注文するの忘れてしまいました。
というわけで注文したキーをはめ込んでMINILA Airの無刻印モドキに。左の特殊キーはそのまんまだし、Jキーもそのまま。実に中途半端ですねー(笑)。
いずれ足りないキーを注文して完璧な無刻印を目指したいと思います。
交換作業が終わったところで、残りのサンプルキットのキーを並べてみました。黒を含めて11色あります。実際にこの目で見てみると、どの色も実に鮮やかで綺麗です。ブルーやオレンジを使えばずいぶんとポップなキーボードにできそうだし、赤や無彩色を使えば2001年宇宙の旅みたいな、オールドSF風にもできそう。
実際にキーボードに装着するとこんな感じでした。なお、サンプルキットのキーはいずれもR4サイズとなっています。このままでも十分可愛いですね。
以上、WASD Keyboardsで注文したキーのご紹介でした。好きなキーが1個単位で注文可能、わずか$6.55で日本に直送可能ということで、Cherry MXスイッチのキーボードをお使いの方は是非、自分好みのキーを注文してみて下さい。
イラストをアップロードすればそれを印字したキーも可能ということで、いわゆる痛キーボードも作れそうです。ギャラリーにもそんな感じのがありました。
僕はとりあえず無刻印のキーを追加で注文しつつ、イラレでMINILA Airの並びを作ってどんな模様のキーにしようか試行錯誤しています。
こちらが作ってみたMINILA Airの各キーのサイズ表です。MINILA Air用にキーキャップを買ってみようという方は参考にしてみてください。CapsLockキーならR2 1.75になります。WASD Keyboardsで注文するときに、これらが完全に一致するものを注文しないといけません。
特に表記のないキーは全てシングルサイズ(1.0)です。また、濃いグレーのキーは凸型です。
なお、MINILA AirはUS配列でもFnキーなどのせいで配列が特殊ですので少し工夫が必要です。
例えば左Shiftキーが欲しいとします。WASD Keyboardsで左Shift用のキーを探すと、R1 2.25となっています。一般的なUS配列ではそのサイズで大丈夫なんですが、MINILA Airの左Shiftキーは一回り小さいR1 2.00サイズなんですね。注文できないのかなと思いきや、このサイズはテンキーの0と同じなのです。WASD Keyboardsでもテンキーの0キー用っぽく売ってますので、そちらを買えばいいということです。そんな感じでサイズが一致するものを探していけば、MINILA Airとてほとんどのキーを注文できます。
しかし残念ながら3.00サイズのスペースキーはなさそうですね。その左右にあるFnキーについても、サイズはあるものの、凸型のキーというのがWASD Keyboardsでは見当たりませんでした。
皆さんも自分好みのキーボードにカスタマイズして、ハッピーCherryライフを!
す、すばらしい!
求めていた情報どおりのものが書いてありとても助かりました。本当にありがとう。
サイズ表とても参考になりました。ところでオレンジ矢印キーにはR1以外のものを利用されていると思いますが、こちらはどれを注文されたのでしょうか。
ああ、すべらないwasdですね。別の投稿でみつけました。これらは別なのですね。それではサイズ表を参考に私もWASD keyboardsに注文します。ありがとうございます。