海外ドラマのかっこいいオープニング 個人的まとめ2017

Netflixの「ゴッドレス -神の消えた町-」を見てたところ、内容の面白さもさることながら、オープニング映像がカッコイイのです。オープニングはドラマの代名詞、面白かったドラマを思い出すと必ずイントロのBGMが頭の中に流れます。
というわけで、カッコイイと思われるドラマのOPを集めてみました。内容の面白さと切り離すのは難しいので、どうしても面白いドラマを集めただけみたいになってしまいますが、面白いドラマはやっぱりある程度オープニング映像も凝っているものです。
もちろん、あくまで個人的な感想なので他にもかっこいいオープニングのドラマたくさんあります。絞りきれないぐらいでした。

ウェストワールド WESTWORLD – 2016年 HBO

マシンアームが筋肉の筋一本一本を精巧に出力していく様、BGMが映像のピアノ演奏とシンクロしていく様、そして完成していく恐ろしげなカウボーイと、自動演奏に移るピアノがドラマのストーリーを連想させます。
ドラマの内容の面白さ、オープニング映像の美しさ、カッコよさ、どれをとってもこの作品は外せないです。脚本はプレステージ、ダークナイトのジョナサン・ノーラン。なんだただの天才かって感じです。
同じく彼のドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」も面白いです。そちらは牛山茂さんの吹替版が大変オススメ。

ゲーム・オブ・スローンズ Game of Thrones – 2011年 HBO

荘厳なBGMの中、ミニチュアの世界地図上で作品に登場するロケーションを追っていきます。ロケーションごとにランドマークが機械仕掛けでカチャカチャ動くのが可愛い。作品を見るうちに「あ、いまここの話だ」とわかってくるのも作品を理解する助けになっていてよくできているなぁと思います。冒頭の光り輝くコンパスでワクワクしてしまう方も多いハズ。シーズンごとにオープニングに登場するロケーションがちょっとずつ変わってるみたいですね。
ドラマ自体も、架空のファンタジー世界での覇権争いという、とっつきにくそうなジャンルながら、気がつけば鉄の玉座の行方が気になって仕方ない。年に一度のお祭りドラマです。特にピーター・ディンクレイジ演じるティリオン・ラニスターにメロメロです。


MARVEL デアデビル Daredevil – 2015年 Netflix

デアデビルのイメージカラーである赤い液体によって浮かび上がるテミス像、ヘルズキッチンのビル群、そして最後に浮かび上がるデアデビル。いかにもCGといった映像ながら、BGMと合わせてヒーローオリジン独特の悲しい雰囲気のあるイントロです。
ネットフリックスのマーベルシリーズ「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアンフィスト」そして「ディフェンダーズ」「パニッシャー」は、いずれもどこか似た雰囲気のOPで統一感があります。アイアンフィストのイントロなどはカンフーの技が墨汁のように軌跡を描くのがめっちゃかっこいい。でもアイアンフィストはドラマの内容が微妙です。
ドラマ作品としておすすめなのはジェシカ・ジョーンズ、デアデビル(シーズン1)。いずれもヴィランが良く描けていて、特にジェシカ・ジョーンズのパープルマンは映画のマーベル作品には出てきたことがない超絶気持ち悪い悪役で楽しくなります。

デクスター DEXTER – 2006年 SHOWTIME

蚊に刺される、ひげそり失敗、分厚いお肉、コーヒーミル、果肉たっぷりのジューシーなフルーツ、デンタルフロス、靴紐、真新しい白いシャツ。いつもの朝の身支度なのに、デクスターがやると全部物騒に見える(笑)。ドラマの内容に合わせた大変秀逸なオープニングです。最後にしれっと挨拶を交わすデクスターがおちゃめ。あんな肉厚ベーコン毎日食べたい
ドラマ本編も相当面白いですが、ファイナルシーズンの出来が目に見えて落ちているのが残念。シーズン4か5あたりまでは最高です。

ゴッドレス -神の消えた町- GODLESS – 2017 Netflix

セピア調で手回し映写機のようなぎこちない映像に、開拓時代のガンマン、絞首台、墓や汽車がデジタル風のオブジェクトとして次々と映し出されます。ドリーズームっぽい動きと目まぐるしく変わるライティングがおしゃれ。BGMもいかにも西部劇って感じで、奇をてらわない上品なオープニングです。
まだ六話ぐらいまでしか見てませんが、本編もオープニング同様、クラシカルな西部劇で面白いです。舞台となる街にじわじわと危険が迫ってくる感じもすごく良く出ててワクワクする。やっぱり西部劇ってロマンありますよね。Red Dead Redemption2楽しみ。

タイムラプス映像でワシントンの観光名所というか、政治に関係のあるナショナルモールの連邦議会議事堂やワシントン記念塔などを見せてくれます。後期シーズンになるとNetflixの4K UHDに対応していますので、景色の美しさは目を見張ります。環境がある方は是非。映像美をじっくり見せる正統派のオープニングですが、テーマ曲と合わせて、ワシントンで繰り広げられる静かな陰謀といった、ドラマ本編に合ったイントロです。
本編ももちろん最高に面白いのですが、ケビン・スペイシーのセクハラ問題でどうなってしまうのか…… しかし告発されたことによって、このドラマの主人公と全く同じイメージになってしまいました。もうフランシス・アンダーウッドはケビン・スペイシーなのでは…… それくらいハマり役です。

以上6つほど挙げてみましたが、まだまだ他にもたくさんあります。アンブレイカブル キミー・シュミットは主人公のバックストーリーからは想像できないくらい明るい楽しいOPだし、ストレンジャーシングスの80年代!レーザーディスク!って感じのレトロなイントロもかっこいいし、ナルコスの麻薬王怖い!って感じのOPも良いです。少し古いところだとフリンジも曲良いし、その元祖的なX-Filesも好き。
いやー海外ドラマのオープニング、いいですねー。

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