Hanvon N510の良いところ、悪いところ。

一週間ほど使ってみて、良いところ、悪いところ色々分かってきました。もちろん自炊視点です。PDFの表示以外の機能は全く試していません。
ちなみにHanvonのサイトにある現行機種N516との違いは、オーディオ再生機能の有無と考えてよさそうです。N510にはオーディオに関するメニューがありません。ま、イヤホンジャックは付いてるんですけどね……

×PDFの余白削除機能はオフに出来ない
残念ながらKindleと同じ、余白を認識してできるだけ大きく表示するという迷惑この上ない機能を搭載しています。ギリギリまで余白をカットして表示するので、フレームの影になってしまい見辛いです。さらにKindleより悪いことに、PDFの表示倍率を「画面に合わせる」機能がないため、一般的なA4サイズのPDFが途中で切れて二画面表示になったりしてしまいます。PDFの表示周りはKindleより不出来で、マニュアル等、普通のPDFを入れておいて参照する用途なら間違いなくKindleの方がいいでしょう。
もちろん、すべて画像で構成された自炊PDFなら大丈夫です。N510向けPDFの作り方もわかってきたので、それは別にまとめました。

Hanvon N510用自炊PDFの作り方

×PDFの全画面表示は出来ない
これもKindleと同じですね。なぜかディスプレイ全体に表示することが出来ません。しかも画面下部に表示されるステータスバーがかなり太く、非表示にできないため、ただでさえ狭い画面を圧迫します。5インチディスプレイは物理的な大きさが文庫よりも小さいだけに、全画面表示は欲しかったところ。
写真では左右いっぱいまで表示されてますが、これは一画面に収まらない時しか全体には表示できないのです。

数字ボタンは非常に便利
本体左側に並んだ数字ボタンはUIと同期していて、項目の選択はその左にあるボタンで出来ます。Kindleのようにいちいちカーソルを合わせる必要がなく、感覚的にはタッチパネルに近いですね。
しかも、PDFの閲覧時にはページジャンプ用の数字キーとして使えるので、素早くページ番号を入力できます。Kindleは数字キーが省かれてAltと押さなきゃいけないですもんね。

日本語表示可・フォント指定可
端末のサイズ上、入れておく本は小説が多くなるので、日本語のタイトルがそのまま表示できるのはやっぱ便利。Kindle DXは日本語表示ができないので、わざわざローマ字でタイトル付けておいたり、面倒くさいですもん(早くアップデート来ないかなあ……)。t
tfファイルを用意すれば、Hackの必要なく好きなフォントを使えるのも素晴らしいです。写真は「しねきゃぷしょん」を使ったところです。

ホイールボタンは意外と使いやすい
なんか微妙な位置についているホイールボタンですが、カバーを付けた状態で左手で持つと、ちょうど人差し指がかかる位置になっていて、無理なくページ送りできるのでとても使いやすい。
また、長押しで10ページ単位のジャンプになるのもいいですね。数字キーも使えるし、PDFのしおりもちゃんと認識してジャンプできるので、ページ移動はKindleより圧倒的に便利です。

スクリーンセーバーは好きな画像設定可能
文豪の肖像が表示されるより、やっぱり好きな画像を表示したいわけで。ボタンロックの画面に表示される画像も設定できます。やっぱグラビアとか表示したほうが眼の保養になる(笑)。写真はゴッドタンでおなじみ谷桃子さんです。グラビアだと綺麗なのになーこの人。

×ダサいw
なんだろうなー。端末の造形は好きです。直線をメインとしたちょっとレトロな感じで、全然アリです。
残念なのはそこかしこに見られる中国語ですねやっぱり。中国語が嫌いってわけじゃないんですけど、ダサい方の中国語なんだよなあ(笑)。

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