kindle DX vs iPad
iPhone以上の何かを期待してた人はちょっと肩透かしだったでしょうが、自分みたいに自炊派(自分で本を裁断してスキャンして電子形式にする人です。ご飯の話じゃないです)で、kindle DXを本気で買おうとしてた人間は、もはやkindleを買う理由がこれっぽっちもなくなってしまいました。発表までkindleポチるのを我慢して本当によかったってもんです。買ってたら絶対涙目だった・・・
というわけで、kindle DXとiPadのメリットを冷静に考えてみました。
kindle DXのメリット
- 何といってもE-ink。見やすい!!
- ちょっと軽い。あの手の端末は常に持つ形になるから、軽い方が、ねぇ。
kindle DX 525g、iPad 680〜730g。 - 薄い。kindleは1cmありません。
kindle DX 9.7mm, iPad 13.4mm - 解像度がちょっと高いのでページ全体が見渡しやすい。ただ、iPadは拡大縮小の操作がスムーズなのでこのメリットは相殺されてしまうかも。
kindle DX 1200×824、iPad 1024×768 - タッチパネルじゃないので、画面が汚れない。
iPadのメリット
- LEDバックライト、IPS液晶。もちろんkindleはE-inkの見やすさがあるから一概には言えないけど、16階調のモノクロ表示と、そこらのモニタよりよっぽど高品質なカラー液晶とでは・・・
- タッチパネルによる快適操作と圧倒的な処理速度。技術書とかページを飛び飛びで見るような場合、物理キーやE-inkも不利かと。
- Webブラウザ搭載。それもかなり快適な。
かたやkindle、Webにはつながるけど、ほとんどまともに見れない。日本語ページは全滅。 - iPhoneのアプリが動く&今後登場してくるアプリも期待できる。
かたやkindle、 本を読む以外、ほとんど何もできない(笑)。kindle SDKは楽しみだったけど、iPadが相手じゃあ・・・ - 最大64GB。kindle、4GB・・・自炊したPDFは結構サイズが大きくなるので、この差は大きいです。
いくらE-inkが見やすいとはいえ、そこまで長時間の読書するわけじゃないし、$489でkindle DX買うんだったら$499のiPad買います。小説とか読むには小型で軽いkindle 2が最適なんですけどね・・・
あー、kindle SDK一気に興味なくなってきた(笑)。
両方買えば良いのでは?
結局両方買ってしまいました。iPadだぜーとか言ってた割にはiPadは重くてすぐに売り払い、今度はKindleに手を出すも到着してわずか三日で割れてしまい途方にくれているところです。