Snow Leopard専用 Xcode 3.2 がすごい便利という話
iPhoneの開発環境となるXcodeですが、Leopard版は3.1.4でストップしてしまい、3.2以降はSnow Leopard版のみの提供となりました。Macを使い始めてまだ一年半いきませんが、Macの切り捨てっぷりはちょっと引きますね。WindowsはVistaになっても十年前にDelphiで作ったプログラムが動いたりします。そういう素晴らしさを無視してアップルがWindowsをディスったりするのはちょっと許せません(笑
そんなことはどうでもよくて、Xcode 3.2です。かなりよくなってます。iPhone開発する人はこのためにSnow Leopardに乗り換えてもいいんじゃないかというぐらい。今、思い出せる範囲でよくなってるのは、
ソースコードの色分けを忘れない。
3.1ではプロジェクトを開き直した時に色分けが忘れ去られて、すべてのコードが同じ色ということがよくあったと思います。自分はソースコードはカラフルじゃないとダメなので、わざわざ「すべて選択→削除→元に戻す 」とかで色分けさせてました。
3.2では、 開いた直後は3.1と同じように色分けがされてませんが、しばらくするとしっかりと色分けし直してくれます。ちょー便利。ってかこれが普通か(笑
ビルド結果がすげー見やすい
3.1まではビルド結果はすべてのログが羅列されていくだけで、かなり縦に長くなりましたが、3.2ではステップ毎に一行にまとまり、必要に応じて詳細を開けるようになっています。
Distribution Buildでembedded.mobileprovisionを探すときも、検索するまでもなく、ProcessingProductPackagingの行を展開すればすぐ見つかりますよ。
あと、ビルドのエラーと警告も、それらの問題だけを表示する「問題ごと」オプションがあって、エラーや警告毎にまとめてくれます。どうしちゃったのってくらい便利。