ロープロファイル”Choc”スイッチ対応Planck「Planck Light」到着!
OLKBのロープロファイル40%キーボード「Planck Light」が届きました!
同じくOLKBによる直行配列の40%キーボード「Planck」のKailhロープロファイルスイッチ版で、パッケージにある通り、引き続きMassdropとのコラボモデルとなります。薄くなった以外にも、フルカラーLEDでエレクトリカルパレードの如く光ります。詳しくは下記の動画をご覧ください!
※ちなみに、ロープロファイルスイッチというのはメカニカルスイッチをそのまま薄型化したスイッチで、今のところKailhが”Choc”の名前でリリースしています。形状は異なりますが、老舗Cherryからもリリース予定。メカニカルスイッチの打鍵感キーボードの薄型化が可能になる新世代のスイッチで、メカニカルキーボードのコミュニティに受け入れられるか、これからが楽しみなスイッチです。日本ではHelixで採用されています。通常のスイッチとの比較画像などは「Kailh ロープロファイルスイッチ、遂に触ったぞ!」という記事にまとめてあるのでよければご覧ください!
Massdropにしては珍しく到着までに時間がかかり、Joinしたのが去年の12月だったので、まるっと半年かかったことになります。PCBの製造にトラブルがあったり、新しいPCBもブートローダーが無かったり、いろいろ大変だったみたいです。そういえばPlanckも遅延があって、同じくらいかかっていました。Planckキーボードは作るの大変みたいですね。ちゃんと定期的に進捗の連絡がありましたし、こうして届いたのですから不満はありません。ガンバレOLKB!
ちなみに、ブートローダーについては無いものがそのまま到着ということで、とりあえずディフォルト配列で使えるけど、カスタマイズした配列を書き込むといったことができないそうです。“ブートローダー”が何を意味するのかは知りません🙄
Vortex COREもそうですが、40%キーボードはカスタマイズが前提です。ディフォルト配列では使いものにならないので、公式の対応を待ちたいと思います。
というわけで、とりあえず今できることは中身の確認です!
パッケージを開封すると、PCB、ケース、必要なパーツ、そして説明書がきれいに収まっています。組み立て済みも選べたのですが、練習がてら自分で組み立てる必要のあるDIYキット版を購入しました。10ドル安くなります。イェイ💰
ちなみに、日本までの送料を含めて$148.60也。Planckよりひとまわりお高いですが、ロープロファイルスイッチとフルカラーLED搭載で十分妥当なお値段と言えます。
組み立てと言っても、スイッチのはんだ付けのみ。スイッチからダイオードやLED、Pro Microまですべてを自分で取り付けるのが当たり前の所謂“自作キーボード”より圧倒的に簡単なので安心です。
説明書には組み立て方の他にディフォルト配列も書かれています。PlanckキーボードはLowerとRaise、それらの同時押しによる3レイヤー構成となっています。配列に関してはPlanck LightもPlanckも全く同じようなので、Planckを使っていた方はそのまま使えるでしょう。でも、わざわざPlanckキーボードを購入するような方は自分なりの配列で使っています…… よね?
中身を取り出していきます。まずはアルミ製のケース。PCBはその中に入っています。スペースキー用のスタビライザーとネジ、それから底面に取り付けるゴム足。拙者、青軸大好き侍ゆえ、Kailh Low Profileスイッチはもちろんクリッキーな白軸を選びました。ナイロンメッシュタイプのケーブルも同梱されています。
スタビライザーを袋から取り出してみました。ロープロファイルスイッチ用は初めてお目にかかるのですが、背が低い以外は普通のスタビライザーと同じ構造でした。このスタビライザーはPCBにも専用の穴が必要っぽいので、PCB-mountedタイプと言えるかもしれませんが、ロープロファイル用にこれ以外のスタビライザーがあるのかは謎です(比較的新しいスイッチだし、Kailhしか出してないらしいのでたぶん無いと思います)。
このPlanck Lightはプレートがなく、PCBにスイッチを固定するPCBマウントのキーボードなのですが、写真のようにスタビライザー周りのみプレート構造になります。
ロープロファイル用のキーキャップ。黒地に白字を選んだのですが、黒も白もワンセットずつ入っていました。これらは特にPlanck用の特注品というわけではなく、100%キーボード用のキーキャップがそのまま入っているだけです。つまり、Planckでは使わない長いスペースバーやShiftキー、テンキー用のキーなどもまとめて入っています。もちろん刻印も通常のキーボード用なので、PlanckのLowerやUpperキーはおろか、1uサイズのShiftやEnterなどありませんし、2uのスペースキーもありません。ちょっと残念ポイントですね。ロープロファイル用のキーキャップは今の所Kailh純正のものしかないので、選択肢もありませんし。
キーボードの本体であるPCBとアルミ製のケース。以前購入したPlanckと同じ、白い基板に金色の接点がキレイなPCBです。ケースも満足度は高いですが、Planckではしっかりと掘られていたロゴがプリントになってしまいました。やはり掘られたロゴの方が高級感があるので、少し残念です。
ケースの色はブラック、オレンジ、ネイビー、シルバーの4色から選べました。Planckではグリーンを購入したので、今回はオレンジにしてみました。購入後のメールによると、ブラックが42%、シルバーが29%、そしてオレンジとネイビーは13%だったそうです。僕は少ないほど嬉しいので、大勝利です。満足☺️
PCBのコネクタ部分。PlanckはMini-Bでしたが、Planck LightではUSB-Cとなりました。基板にコネクタが半分埋め込まれるような形になっていて、これも薄型化に貢献してるっぽいです。
というわけで、Placnk Lightの中身をざっくり確認しました! 次は組み立てをやっていきたいと思いますー。
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