写真撮りながらカチカチ! ホットシュー型メカニカルキー&キーキャッピーちゃん
3Dプリントで新しいアクセサリを作ってみましたので、ご紹介します。もちろんいつも通りキーボード関連グッズです!
今回ナイロンで出力してもらったのはこちらの3つ! キーキャッピーちゃんやスイッチボックスの下に共通の台座が付いているのがおわかりいただけると思います! 今回はこの共通部分が大事ポイントです。
キーキャッピーちゃんとボックスにはいつも通りキースイッチが装着できます。んで、共通する台座の部分は上から見るとこんな形。カメラクラスタの方はもうおわかりですね!
そう、ホットシューカバーです! アクセサリーシューとも言いますでしょうか。
知らない方に説明いたしますと、カメラにフラッシュやファインダーなどのアクセサリを取り付けるためのスロットのことをホットシューと呼びます。だいたい軍艦部(カメラの頭みたいに膨らんだところ)の上に付いてます。軍艦部がないカメラでも真ん中に付いてますが、コンデジなどそもそも外部フラッシュとかに対応していないものにはついていません。
というわけで、実際にカメラに取り付けてみるとこんな感じに。お好きな軸とキーキャップを愛機に取り付けることができますよ!
もちろん、キーを押しても何も起こりません! ただただ感触が良いだけです。フィジェットです。でもメカニカルキーボード好きのみなさんはいつでもどこでもキーを叩きたいですよね! ね!?
今回は初製作なので、ホットシューカバーのモデルの上にスイッチボックスを合体させたシンプルな形です。別にこのままでも問題は無いんですが、ホットシューカバーと一体化させてピン避けの穴を掘ればもう2mm程度低くできそうです。その辺を調整してまたShapewaysとかに出したいです!
こちらはキーキャッピーちゃんバージョン。たまにホットシューカバーにキャラが付いてるのありますよね? そんな感じのマスコットになります。これでキーキャッピーちゃんがあなたの愛機にいつでもお座り! もちろんキーキャッピーちゃんですので、お好きな軸とキーキャップを付けてあげてください。
とまあ、こんな感じでですね、ホットシューカバーを3Dプリントで作ってみました。写真だとすんなり取り付けられていますが、実は一発目から上手く行ったわけではなくてですね……
ホットシューはJIS規格があるので、そのサイズに従って作ったんです。そしたら大きすぎて全然入らない😨 幸いナイロンは削りやすいので、サンドペーパーでゴシゴシしまくって0.3mmほど削りました。ナイロンの精度も見越して規格より少し小さめに作る必要がありそうなので、その辺を調整しないといけません。あぁ~、自宅にSLSナイロンプリンタあればなぁw (1000万円くらいするらしいです)
あと今回試してみて面白かったのは両サイドの可動パーツです。市販のホットシューカバーを見てみると、素材の柔軟性を使ってバネのように広がっているものが多いんです。幸い3Dプリントのナイロンも柔軟性のある素材でして(Shapewaysではナイロンのことを「Strong & Flexible」と呼んでるくらいです)、同じような形で作ってみたところ、問題なく、程よい柔軟性で可動しました。すごいなぁ、ナイロン3Dプリント。
さらに高さやサイズ感などを調整していって、うまくできたらShapewaysとDMM.makeで販売予定です! お楽しみにー😇
哀愁のある後ろ姿。