【解決】VS CodeでPlatformIOのProject Tasksがグレーアウトして使えない
症状
PlatformIOのProject Tasksがグレーアウトして使えなくなった。
まあそういうわけなのです。
発生環境はmacOS、VScode 1.71 + PlatformIO 2.5.2(いずれも9/2時点での最新版)ですが、Windows環境でも同様でした。
軸の秤の開発はArduino IDEからPlatformIOに移行したので、さて開発やってくぞと一週間ぶりくらいにVS CodeもといVisual Studio Codeでプロジェクトを開いたところ、下の画像のように、
〈Build〉や
〈Upload〉などの基本タスク、またESP32でSPIFFSを使うときには重宝する
〈Build Filesystem Image〉や
〈Upload Filesystem Image〉などのプラットフォームのタスクがグレーアウトしていました。もちろん表示だけでなく、クリックしても何も起こりません。使用不可です。
また、スクリーンショットで見えている項目だけでなく、PROJECT TASKS内の全ての項目が使用不可です。
ちなみにビルドやデバイスへのアップロードはコマンドパレットから呼び出せば実行可能でした。
ただ、ESP32の開発で一番重宝する
〈Upload and Monitor〉はコマンドパレットには無いし、ましてSPIFFS関連のタスクは全部コマンドパレットに無いものなので、実機へのファイル書き込みが一切出来なくなってしまいました。致命的です。とりま無視して時間がある時に調べっかーが出来ないトラブルです。
はあ〜〜〜〜〜〜もーーーー(クソデカため息)
解決方法
VSCodeのバージョンを1.70以前に落とす。 ←は?💢
はい、それだけです。
1.70以前のVSCodeで同じプロジェクトを開いてみると、あら不思議、Project Tasksは元通りになり、問題なく使えます。
半日ってか、実質一日潰したんですけど💢
別のプロジェクトでの挙動確認してみたり、別のマシンで試してみたり、PlatformIOの設定調べてみたり、英語で頑張ってググったり、途中でもう嫌になって久々にApexやってみたり、終いにはPlatformIOのソースコード眺めて何もわからんもーやだー眠いーもーやめよーよーそのうち勝手に解決するよーってなって……
結局、
「最近変わったことが起きなかっただろうか……?」などとトラブル発生時の基本に立ち返り、そういえばVS Codeのリリースノート(自動アップデートかかると起動時に表示されるやつ)ちょっと前に見た気がするってなって、バージョン落としてみたらビンゴでした。
でも1.71のリリースノートにあんまり関係ありそうな事書いてなかったけどなー。
今までトラブルなかったのでVSCodeの自動アップデートを気にしたことなかったんですが、とりあえず将来の安全のために止めました(設定でオフに出来ます)。
ちなみにVSCodeの古いバージョンは各バージョンのリリースノートのページの最初のとこにリンクがあります。
はー疲れた。まーでも仕方ないの。弱々プログラマーだから。
ツールを使いこなすんじゃなくて、常にツールに振り回されてるの。
2022/09/16 追記[Added 2022/09/16]
アップデートで解消済み
やはりこの不具合はバージョンが原因となって皆の環境で発生していた模様。そしてPlatformIO側のアップデート(v2.5.3)で修正されたみたいです。とりま一安心。
Release 2.5.3 · platformio/platformio-vscode-ide · GitHub
https://github.com/platformio/platformio-vscode-ide/releases/tag/v2.5.3
この記事はここで終わりです。
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