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HAGiBiS MiniMonitor USB-C Docking Station 【お写真レビュー】


Aliexpressで見つけて一目惚れ、即ポチしたミニディスプレイが届いたのでお写真など。レトロテイストの筐体がめちゃくちゃ可愛いUSBハブ兼ディスプレイです。実際に触ってみると、筐体の質感も素晴らしく、ディスプレイの画質も良くで大満足なのでした。

AliExpress Hagibis 3.5inch IPS Mini Screen AIDA64 Mini PC CPU RAM HDD Data Monitor Display Sub Screen with USB C Hub for Laptop PC MacBook

お値段は約7,000円弱といったところですが、ブラックフライデーのクーポンで五千円台で買えました。

HAGiBiS

ちなみにHAGiBiSというのはPCやスマホの周辺機器を販売している上海のブランドっぽいですね。ポップな色合いのケーブルやスマホのクーラー、ディスプレイ付きのUSBハブや充電器など、見た目にもなかなかおしゃれな商品を展開しているようです。特にNintendo Switchの赤青テーマの充電器やケーブルはなかなかいいですね。充電器とかって基本黒か白しかないですし。


パッケージ

化粧箱
化粧箱

こんな感じにシュリンクされた化粧箱で届きました。箱も厚手でしっかりしており、最近は中華製のガジェットでも本当に高級感がありますね。

パッケージの中身
パッケージの中身

箱の中にはこんな感じで本体が収められていました。質感高めのガジェットでよく使われているこの白い薄手のシャワシャワした袋、好き。手前の箱にはUSBケーブルが入っています。

斜めから見た様子
斜めから見た様子

取り出した本体。ベージュの筐体、ディスプレイ周囲のオフグレー、昔懐かしい横置きPCを模したハブ部分、古いテレビのチャンネルのような電源ボタンと、どこをとっても可愛すぎます。筐体の肌触りもとても良く、非常にクオリティの高い出来だと思いました。
また本体は250gと程よい重さがあって安っぽさは微塵もなく、USBハブとしての安定感にも寄与しています。

化粧箱
化粧箱

横から見るとこんなかたち。昔のブラウン管モニタを模した形状が実にエモい。画面右上にある、トリニトロンのマークみたいなRGB三原色もアクセントになっていて非常におしゃれ。

本体底部に装着されているのはディスプレイに角度をつけるための台で、シリコンっぽい質感で出来ていて滑り止めにもなります。ただまあ、ご覧の通りこれに乗せたところでそんなに角度が付くというものでもないので、もう少し斜めになっていると嬉しかったかも。使わない場合でも本体底面にゴム足があるので、机の上で動いてしまうということは無いと思います。

付属ケーブル
付属ケーブル

付属のケーブルはUSB-A to Cアダプタ付きのUSB-Cケーブル。ちょっと固くて取り回しは良くないですが、フル結線でちゃんとディスプレイ出力対応したものです。本体と合あわせた白も嬉しい。
説明書は英語と中国語のみですが、ただのディスプレイ/USBハブなので特に困ることもないかと。


本体

ディスプレイ

Windowsを移した様子
Windowsを移した様子

さて早速Windowsと繋いだ様子がこちら。しっかり映っています! 可愛すぎか。

ディスプレイ自体の解像度は480x320らしいのですが、PCからは解像度960x640のディスプレイとして認識されます。残念ながらドットバイドット表示はできないみたい。ただまあ、PCもMacも480x320は普通にサポート外だから致し方なし。
SequoiaのM1 Macbook Proからは何故か960x540の解像度で認識され縦に伸びた表示になってしまいましたが、ディスプレイ設定から 〈すべての解像度を表示〉をオンにすることで960x640を問題なく選択できました。
物理的に小さいことを除けば発色もよく、かなり高品質なディスプレイだと感じました。

斜めから見た様子
斜めから見た様子

思いのほか視野角も良く、斜めからでもキレイに見えます。多少暗くなるかなという感じはありますが、一昔前の安物TFT液晶のようなドラスティックな変化は全くありません。さすがIPS。
画面が小さいのだから当たり前ですが、とにかく表示が小さいので、できるだけ手元に置きたくなります。そうするとやや上から覗き込む形になってしまうのですが、それでも十分使えると思います。

ラズパイ5でドットバイドット表示した様子
ラズパイ5でドットバイドット表示した様子

そういえばと思って Raspberry Pi 5 に繋いでみたところ、ちゃんと480x320のドットバイドット表示が出来ました。とは言え、この解像度だとラズパイOSですら実用性は疑問。

ポート

全面ポート
全面ポート

前面にはSDカードスロットがフルサイズとMicroSDサイズ、USB-Cポート、USB-Aポートが2つ。いずれも3.0で5Gbps対応のようです。まあ、USBハブとしては特に変わった点はありません。

背面ポート
背面ポート

背面には左から給電用USB-Cポート、ホストPCと接続するためのUSB-Cポート、HDMI入力、そしてオーディオ出力用の3.5mmジャック。というわけで残念ながらスピーカーは内蔵していませんが、少なくともオーディオ出力はできるようになっています。
筐体サイズ的には十分スペースがありそうなので、スピーカーを搭載して欲しかった気もしなくはない。

ホスト接続用のUSB-Cは給電とALTモードに対応していて、USB-Cでディスプレイ出力が可能なPCやMacとの接続であればケーブル一本で済みます。ケーブル一本で接続した状態でも、SDカードなんかも問題なく使えました。


用途を模索

アニメを再生した様子
アニメを再生した様子

3.5インチ、画面サイズとしては幅約7.5cm、高さ約5cm。スマホなんかよりよほど小さい画面なので、流石にこのディスプレイで作業するのは厳しいです。ただサーバー的なもののモニター用途とか、時間がかかる処理の進捗確認などであれば役に立ちそうです。動画なんかも観賞用には苦しいサイズですが、BGVとして流すなら十分だし、小さい画面にしっかりと表示されるアニメ等はなんと言うか、エモさが増します。

Neofetch Raspberry Pi 5
Neofetch Raspberry Pi 5

ラズパイ5ほか、Linuxなどのターミナル用であれば解像度不足は気にならないでしょう。ご自宅にサーバーマシンなどをお持ちで、黒い画面しか使わないみたいな玄人くろうとかたであれば監視用モニタとしては必要十分なのではないでしょうか。
フットプリントがちょうどラズパイ5と同じくらいなので、ケースを自作して “一体型パソコン”を作ってみるのも楽しいかもしれません。

ゲームを遊んでいる様子
ゲームを遊んでいる様子

小さい以外は普通のディスプレイなので、もちろんゲームも映して遊べます。鉄拳8をやってみたんですが、流石に小さ過ぎて戦いにくい(笑)。でも流行りのミニコンソール感あって可愛いです。3.5インチなので、ちょうどネオジオミニと同じサイズですね。解像度はこちらの方がちょっと高め。
ちなみに、手前にあるのはiPadではなく、iPhone。画面としてはiPhoneなんかより全然小さいです。

文鳥専用ディスプレイ
文鳥専用ディスプレイ

文鳥専用ディスプレイとしてもぴったりのサイズ。ねんどろいど等のフィギュアにも合うのではないでしょうか。


というわけで、HAGiBiSというブランドのミニモニター兼USBハブでした。見た目に反してディスプレイの品質も良く、本体のデザインと合わせて高級感ある形でまとまっていて、非常に満足のいくガジェットでした。お値段約7,000円というのは決して安いわけではないのですが、僕的には十分に相応の価値があると思いました。12月4日まではブラックフライデーで割引クーポンも使えますしね。
個人的にはさらに突き詰めて、半分くらいの大きさのディスプレイもフィギュア用に欲しいな~とか思ったり。

いじょ!

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