【軸の秤】組立方法 〔後編〕本体の組み立て
1. キースイッチの取り付け
本体基板にキースイッチを7個、写真のようにはんだ付けして下さい。

CherryMX互換スイッチの他、KailhのMidHeightスイッチやXスイッチ、ロープロファイル(Choc V1)、ホットスワップソケット(通常サイズ用)にも対応しています。Choc V2には対応していませんが、前方のピンをニッパーでカットすればいけるかな?という感じです。
このように複数のキースイッチに対応したフットプリントのため、CherryMX互換の3pinタイプ(プラスチックの足が左右にないもの)は、はんだ付けしていない状態だと固定されません。動かないようにしながらはんだ付けする必要があるので、プレート等でしっかりと固定されたスイッチをはんだ付けするのと比べると少し難しいかもしれません。
2. ディスプレイの取り付け
OLEDディスプレイを取り付けます。本体基板にあるピンソケットにディスプレイからのピンヘッダを差し込むだけです。ピンヘッダのある側が奥になります。

3. 本体ケースの装着
3-1. 底部にナットを入れる
3Dプリントパーツの本体ケース底部の後方にある穴にナットを仕込みます。左右1箇所ずつ、計2個入れます。前方にも同様の穴がありますが使いません。


3-2. 本体ケース底部に本体基板を乗せる
本体ケース底部にナットを入れたら、本体基板を装着します。装着と言ってもほとんど乗せるだけです。

下記写真のように手前の左右にある突起と基板の凹みが揃うようにして下さい。

3-3. リボンケーブルの接続
本体基板右奥にあるコネクタにリボンケーブルを接続します。リボンケーブルは一見両端とも同じ形状のコネクタに見えますが、違いがありますのでご注意下さい。写真のようにケーブルが奥に伸びるように繋げるのはどちらか一方のみです。
なお、ソケット側のコネクタは中央の切れ目がある方が奥になっているはずです。タクトスイッチ側に切れ目が来てしまっているのは誤りなので、作者までご連絡下さい。(ご自身で直せるスキルがある方はガンガン直しちゃって下さい……😅)

3-4. 本体ケースを閉じる
本体ケース上部を上からかぶせます。本体ケース底部の手前に爪があるので、まずはそれを本体ケース上部にある溝にひっかけ、それから後ろを閉じるような形で被せていきます。

本体ケース底部前方にある爪。

前方の爪をひっかけてから後方を閉じていきます。

ちゃんと閉じない場合はディスプレイ周り、左右のUSBコネクタの周辺やSDカードスロットの周辺が干渉していないかご確認下さい。うまく閉じれればディスプレイが概ね真っ直ぐ本体ケース上部の穴から覗くハズです。
ぴったり閉じたら先程ナットを入れた部分を8mmのネジで止めます。軽く締めるだけで十分です。反対側も同様にネジ止めします。

4. 測定部との接続
いよいよ〔前編〕で組み立てた測定部と本体を繋ぎます。
4-1. 測定部へのリボンケーブルの接続
本体から伸びているリボンケーブルを測定武器版のコネクタに接続します。間違いがなければ、測定部基板ソケットの切込みは上にあり、ケーブルが下に伸びる形になるはずです。ソケットの切り込みが下を向いてしまっている場合、作者の製造ミスなのでご連絡下さい。ご自身で直せる場合はどんどん直しちゃって下さい。

写真のようにソケットの切込みが上部にあり、ケーブルが下に伸びる形になるはずです。
4-2. 測定部後部の蓋を閉じる
「軸の秤」と主張の激しい測定部後部の蓋を閉じます。左右に溝があるので、上からゆっくり入れていきます。ロードセルのケーブルは写真のように横にある溝に捌いて下さい。
最上部に突起があり一旦ひっかかるようになっています。やや強く押し込むとぴったり閉じることが出来るハズです。

写真のようにソケットの切込みが上部にあり、ケーブルが下に伸びる形になるはずです。
5. 完成
完成~♪
大変おつかれさまでございました!

早速使ってみるにははじめの一歩へどうぞ!
付属のキーキャップを使っていただける方は下記の写真のように装着して下さい。各キーキャップには側面に凹みのある辺があり、その凹みがキーボード上方向(ディスプレイの方)になります。

もともとはアルチザンキーキャップ等を使うのにちょうどいい数かなという気持ちもあったので、付属のキーキャップに拘らずガンガンお好きなキーキャップでデコっていただければと思います。
この記事はここで終わりです。
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