Horizon Zero Dawnのいい写真たくさん撮れたよー
Horizon Zero Dawn《ホライゾン ゼロ・ドーン》、3月2日に発売になりましたPS4用専用のゲームです。
ポストアポカリプス、人類の文明は衰退し、代わって地球を支配するのはゾイドのような動物を模した機械生命体。
もうこれだけでお腹いっぱいで、「Shut up and take my money!」って感じですが、さらにゲームシステムは FarCryシリーズのようなオープンワールド、そこへ巨大機械生命体との手に汗握る戦闘、綿密に構築された世界観の中で展開される壮大かつエモーショナルな物語、PS4最高クラスの超美麗グラフィックと、今年はこれ以上のゲーム出ないかもって感じでした。
個人的には間違いなくここ数年来の最大のヒットです。

どのシーンだったかは忘れてしまいましたが、アーロイちゃんの横顔が綺麗に撮れました。
ペールブルーのフィルタで怒りがうまく出せたと思います。
このゲームは終始、口周りや鼻筋の微妙な筋肉の動きで感情を表すので、存在感の説得力がダンチです。
そんな完璧なゲームを完璧たらしめている理由の一つにフォトモードがありまして、これがまた楽しくて気がつくと絞りをいじっているわけです。
フォトモード自体は最近のゲームでは珍しくもなく、アンチャーテッド4にも搭載されていましたが、どういうわけかこのゲームでは撮る楽しさが段違いです。
“瞳の中に周りの景色が写っている”というコダワリのグラフィックが、ポートレート撮るぞーって気にさせるのです。

主人公のアーロイは他のキャラと比べると背が低いため、会話シーンではやや上目遣いで話すことが多いです。洋ゲーとは思えない造形の可愛さや瞳の美しさと相まって、本当に可愛いです。
そんな中でも小動物系の可愛いお顔が撮れたのがこちら! まるで意中の人と会話してるヒロインみたいですよねー。
あ、ストーリー上は色恋沙汰といった余計な話はないので安心して下さい。色恋はどうしてもキャラクターを弱く見せてしまいますから、ホライゾンでは無くて正解だと思います。
というわけで、この他にもいい写真がたくさん撮れたので見てください!

いかにもホライゾン ゼロ・ドーンといった一コマ、題して
〈黄昏のトールネック〉
おそらくキリンなどをモデルとした機械で、機械の中で一番巨大で倒すことは出来ません。近づいた時に聞こえる足音(もはや地響き)がワクワクします。
FarCry で言うところの電波塔の役目ですが、移動しているところがちょっとユニークでいいですね。
フォトモードでは時刻まで調整可能なので、簡単にこのような逆光の写真に仕上げることが出来ます。

初めてハデスと対峙した時のイベントシーンです。顔に落ちる手の影がドラマチックに撮れました。
白黒やセピア、カラフル、クロスプロセスと言ったフィルタが色々ありまして、こういうシーンにはどのフィルタが一番合うかなぁと考えるのもすごく楽しいです。

物語も後半に差し掛かり、“謎の男”から世界の仕組みを聞かされるアーロイちゃん。何とも言えない戸惑いの表情がよく撮れました!
ちなみに謎の男、役者はランス・レディック、吹き替えは堀内賢雄《ほりうち けんゆう》。アツいです。ランス・レディックはフリンジで有名ですが、ジョン・ウィックのクセのあるフロント係も良かったですね。

世界のあちこちには機械炉と呼ばれる遺跡があります。「機械が機械を作ってる……」というこれまた中二心あふれるロマン。三角形で構成されたラピュタの心臓部みたいな美しいダンジョンです。

『オーバーライド』と称して機械をハックするアーロイちゃん。左手を最後にビシッとするの可愛いですよね。

こちらも機械炉から、日差しがきれいに撮れました。
〈ピンク〉という全体的に紫がかるフィルタを使ってみました。いかにも無機物的な機械炉とは対象的に、手前に映る原始的な松明との対比がいい感じなのです。

トールネックは縦長なので、ポートレートでなんとか撮れないかなぁと頑張りました。カメラは回転できますが、画面は横長のままなのでなかなか難しいです。

これはいわゆるバグで、通常は空高くにいるはずの群れが地表に居たのでパシャリ。当たり判定はありませんでした。

本編とは関係のないサイドクエストで、この謎の花を集めるものがあります。世界の各地にひとりでに発生した 『鉄の花』。人工的にしか見えない花がいかにして発生したのか気になるところですが、まだ全て集めていないので謎は解けていません。気になるー。

セクシーアーロイちゃん!
ロープで地下へと潜入するイベントだったんですが、へそ出しのカージャ鎧だったのですごく妖しい感じに。ストリップのワンシーンのようでお気に入りです!

このゲーム、日本語訳もかなり力入っています。役不足と力不足の誤用はありましたが、Corrupted Machines = 禍ツ機《まがつき》とか、Cauldron = 機械炉とか、用語センス良いです。
そしてこれ。原文がどうなってるかわかりませんが、とりあえず茶噴いたw 千年前にあった出来事が明かされているシリアスなシーンだったんで余計に笑いました。

きれいな夕焼けですが、後ろでは厳かに復讐が執り行われています。そういう事には目をつぶってあげる物分りの良いアーロイちゃん。主人公にありがちな、正義のでしゃばり感が少ないのもこのゲームの良いところでした。いつも「よくわかないが、そういうもんなんだな。」というノリのアーロイちゃんです。

ジップラインを下るシーンを影絵にしていい感じに撮れました。
このアクションはトゥームレイダー、アンチャーテッド、ファークライなどでお馴染み。もはやゲーム的記号、ロープが一本下の方に続いていたら下れるという意味なのです。システム的にはボタンでなく、ジャンプするだけでロープを下るのがユニークでしたね。

伝説の機械
『レッドモウ』
幾多の狩人を血祭りにあげた、傷だらけのサンダージョーです。レッド・デッド・リデンプションや『ファークライ プライマル (2016)』など、この手の伝説の獣のクエストはオープンワールドではお馴染み。大好きなんですが、残念ながらホライゾン ゼロ・ドーンではこの1匹だけでした。サンダージョーなのにスナップモウみたいな名前だなぁと思ったのは僕だけはないはず。このゲームの機械獣の存在感は圧倒的なので、それを生かしてFarCry Primalのように何匹も居て欲しかった気もします。

アーロイちゃんの真面目なポートレートが撮れました。白黒でコントラスト強めにすると昔の写真っぽくて、ちょっとした実写ですよね…… グラフィックほんとスゴイ。

ゲーム中で一番瞳が大きく撮れたシーンです。このゲームは瞳の中に周りの景色が写り込んでいて、目が本当に生き生きしてます。ゲーム中何度も瞳の中を覗き込んでは 「すげぇなぁ」と感嘆してました。

これも瞳、そして顔の造形すげぇなぁのシーンです。一番実写っぽく撮れたと思います。おじさんですが。おじさんですが王様です。城下町が大変なことになって慌てています。

最終決戦の一コマです。ゲームはクリアし、アーロイの物語には決着がついたものの、その世界には多くの謎が残されたままとなりました。今から続編が待ちきれません……
というわけで本編もフォトモードも楽しいホライゾン ゼロ・ドーンでした。迷っている方はぜひ買っちゃって下さい。超おすすめ。
この記事はここで終わりです。
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