Define Miniを買ってみるとDefine R3から結構変わってました
Fractal Designが出している静音PCケース 『Define R3』を普段使っていて結構気に入っているので、新しいPC用にDefine Miniを買いました。単にR3が小さくなったMicro-ATX版と思っていたんですが、実際に届いてみると細かいところでかなり改良されてますね。
その違いをいくつかご紹介します。
外観はR3をそのまま一回り小さくしただけですが、地味に変わっているのがフロントドアの質感。R3はプラスチックのつるつるパネルですが、Miniはヘアライン仕上げのパネルになっていて高級感があります。
そしてスイッチ横の端子。R3ではeSATAだったところがMiniではUSB3.0端子に変わっています。eSATA端子ってあんまり使わないのでUSB3.0の方が嬉しいですね。
静音性の肝《きも》となるフロントドアの肉厚消音材《スポンジ》もそのまま。フロントの5.25インチベイも2つで変わらずですが、取っ手がついて非常に取り外しやすくなっています。
後ろ側、PCIスロットが減っているのはmicro-ATXだから当然として、その代わりに縦向きのPCIスロットが追加されています。R3にもPCIスロットにつけておけるファンコンが付属していましたが、Miniではそれをこの縦向きのスロットに差しておけるわけです。PCIスロットが不足しがちなmicro-ATXで貴重なスロットを潰すことなくファンコンが付けられるのは便利ですね。ファンコンが不要なら、マザーボードからPCIスロットにUSBを持ってくるやつなんかも使えますが、割と奥まった位置にあるのでUSB機器がちょっと指しづらくなりそうです。
本体底面、後ろ側からファンのフィルタが抜き差しできるのはR3もMiniも変わらずですが、Miniではフィルタが大きくなって電源ユニットとさらに本体底面のファンのフィルタも兼ねるようになってます。
内部の改良点は、なんといっても3.5シャドウベイのトレイ。ネジ穴が増えてHDDの位置を調整できるようになりました。あと、地味にトレイの質感がツルツルから梨地仕上げになってます。こっちの方が高級感合って好み。
その他、5インチベイのネジ穴が増えて、上部のネジ穴も使えるようになったりしてます。
逆に改悪かなと思うのは、サイド及びトップのファンの網々が凸型になってしまい、真平らではなくなってしまいました。でもR3から悪くなってるのはそれくらいで、その他は基本的にすべて良くなってます。Miniを大きくしたR3の改良版を作ればいいのにと思うぐらい。満足な買い物でした。
この記事はここで終わりです。
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